しもやけ かゆみを抑える対策法
先日はしもやけの予防策について書きました。
そして今回はしもやけになってしまったときの、どうしても抑えられないかゆみなどの対処法について書いていきたいと思います。
しもやけになったときの対策法
しもやけの対策も基本的に予防法と同じです。つまりは血行を良くすることが第一になります。
では、ほかの方法についてはどんなものがあるか
まず、湿布では絶対に治りません。しもやけもぱっと見たところでは炎症のように見えますが、その正体は血流の滞りからきているものです。
だから、炎症と痛みを抑えるために作られている湿布にしもやけを治す期待はできません
しかも、湿布は血管を閉じるように働き、そのため患部に流れてくる痛み物質や血流をとめることで痛みを止めているのです。
確かに、その時点では痛みは引いていくかもしれもせんが、血流を止めているので、壊れてしまった細胞組織も修復されないままになってしまいます。これではしもやけは治りません。
それではどんなものが効くのかと言いますと、それは軟膏です
軟膏と言っても色々あると思うので決めかねる方もいると思いますが、一般に市販されているもので効用のなかでしもやけが書かれてあるもので十分でしょう。
例としては普段の保湿剤として、ビタミンEやAを含むユベラ軟膏がよく、ヒルドイドソフト、アズノール軟膏、ワセリンも使えます。
かゆみや炎症が強い場合、ステロイド外用剤を使用するのがよいものかと思います。皮膚がただれてしまっているのであれば、抗生剤の外用剤や亜鉛華軟膏を併用するのもよいでしょう。
内服剤としては、ビタミンE(ユベラ)や漢方(四物湯しもつとう、温経湯うんけいとう、当帰四逆加呉茱萸生姜湯とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとうなど)が用いられています。
やはり、しもやけのひどい方は皮膚科の医師に診てもらうのが一番ですが
また、薬品にたよらない対策法としてはやはり血流を良くすることを第一に心がけてください。
生ショウガを飲んでみたり、冷え性によく効くといわれるものを頻繁に摂取するのもいいかもしれません。
また、アクエリアスがよいとの情報もありました
方法としては熱中症対策と同じく、スポーツドリンク(アクエリアス)などを数時間おきにコップ一杯とる とのことでした。